中島 孝之教授 博士(工学)
分野 | 先進リチウムイオン電池(Advanced lithium-ion battery) |
---|---|
キーワード |
|
研究概要 | 現在、電動モビリティ用の駆動電源として、リチウムイオン電池が導入されています。しかしながら、電気自動車では、航続距離が短い、内燃機関車に比べて高価など、駆動電源としてのバッテリーに起因する課題が残されています。また「空飛ぶクルマ」いわゆる電動垂直離着陸機e-VTOLや電動航空機のような新たな電動モビリティ用にもリチウムイオン電池の適用が検討されています。このような用途においても、飛行時間が短い、離陸時のパワー不足など課題があり、リチウムイオン電池の更なる高出力と軽量化への期待が寄せられています。 |
主な経歴 | 旭化成にて新電池の探索研究を開始し、ノーベル化学賞に繋がるリチウムイオン電池の基本構成を発明。 東芝にて量産立ち上げ、高機能セル製品開発、更には国連危険物輸送勧告やIEC国際規格化にも尽力し、電池関連市場・業界を立ち上げてきた。現在も三菱ケミカルにて先進電池材料を開発中。 |