リチウムイオン電池の生みの親のひとり!中島孝之先生
現在まで、リチウムイオン電池の研究開発に42年従事され、2019年のノーベル化学賞受賞者の吉野先生は、当時直属の上司でした。
- Q1電気自動車の走行距離と電池の重量・価格は?
- A1現在の電気自動車での走行可能距離は条件によって100kmから700km程度です。電池は車両重量の3割以上を占め、100kWh程度の容量の電池だと200万円程度の価格になります。
- Q2電池の将来の応用先とは?
- A2移動体の電源として、電気自動車に加え、建設機械や空飛ぶ車などへの応用が見込まれます。また、眼球への埋め込みなど医療分野への応用も研究されているんですよ。
- Q3先進リチウムイオン電池に求められることは?
- A3
容量が大きく、軽くて小さいことが求められます。さらに、低コスト化も重要な課題です。高品質が低コストにつながる。
- Q4中島ゼミでの取り組みについて
- A4
電池に求められる要件と課題を理解し、ソリューションを見出せる人材を育成することを目指しています。自分から課題を掴んでいけることが重要です。