熊谷直武先生
車体領域の専門家。三菱重工や三菱自動車で車両開発に携わった経験があり、ハイブリットソーラーカーの開発にも関わっていました。大学ではエレクトロニクスの活用による次世代モビリティの創出を教えています。
- Q1熊谷先生のゼミではどんなことをするの?
- A1私のゼミでは、長距離で重たいものを運搬できるドローンの開発を行っています。学生とともに実験や組み立てを行い、災害時の物資運送などへの活用を目指しています。ドローンは道路から飛び立ち、人間や車が入れない場所へ物資を届けることができる可能性があります。現在は畳1畳分程度の積載能力ですが、さらなる能力向上を目指して研究中です。
- Q2大学の特徴と卒業生への期待
- A2電動モビリティ大学の特徴は、EVに関連するあらゆる分野を4年間で学べる点になります。物理、化学、電池などの基礎から、様々なモビリティの形態までを幅広く学ぶことができます。卒業生には製造業への就職を望んでいますが、学生個人の希望を尊重することが大切です。ひとりひとりに対して、適切な進路指導を行います。大学4年間は自分の進路を見つめ直す良い機会であり、学生には様々な分野に興味を持ち、知識を貪欲に吸収してほしいと思っています。
- Q3熊谷先生が大切にしている言葉、モットーは?
- A3熊谷先生が大切にしている言葉は「人に迷惑をかけない」ことです。他社に迷惑をかけないよう心がけていますが、なかなか難しいですね。大学の教授陣間では良好な協力関係があり、互いに教え合う環境にあります。