教員紹介

城ヶ﨑 寛教授 博士(システム情報科学)

分野 情報通信
キーワード
  • センサ
  • オフショア開発
  • ローコード開発
  • Internet of Things
  • 参加型センシング
  • 狭域エリア
  • スマートデバイス
  • 感性情報
研究概要 現在世界中においてIoT(Internet of Things,もののインターネット)分野で、研究開発が盛んであり、標準化に向けた取り組みも実施されている。IoTは、データを収集・蓄積ることから始まり、現状の可視化・把握、将来の予測そして最適化というサイクルで分析される。一般に普及してきたスマートデバイスをユーザ自身持ち歩くセンサとして活用する「参加型センシング」による大量データ入手のためには、多数の参加者の利用があって初めて有効となる。このためには、参加する動機が必要であり、個々の参加者にフィードバック可能な(利益のある)センシングシステムの実現が必要と考える。センサやネットワークの活用に加えて、デバイスの所有者でユーザである各個人の五感(見る、聞く、かぐ、味わう、触れる)や意思、評価への個別対応まで配慮し、個々のニーズに応えることができれば、より積極的に参加者をつのることができる。本研究では、多くのIoTプロジェクトがデータの収集・蓄積フェーズでとどまっている状態を打破し、現状の可視化や最適化のフェーズに取り組むことができるよう、参加型センシングに個別対応の視点を取り入れた、「個別対応参加型センシング」に着目している。
主な経歴

早稲田大学理工学部電気工学科卒業。公立はこだて未来大学大学院システム情報科学研究科システム情報科学専攻博士(後期)課程修了。日本IBM等での情報通信分野の実務経験を有する。

Q1ゼミの主なテーマは?
A1

「移動を伴うIoT分野」および、「ソフト開発の開発生産性向上および国際協業分野」を予定しています。
直近のJICAの専門家派遣業務では、パキスタンのICT産業を日本に紹介する業務に従事しておりました。
最大手を筆頭に有力パキスタンICT企業らが初出展 「Japan IT Week春・パキスタンブース」への来場のご案内
パキスタン政府側では、SNSのLinkedin に私の業務を掲載してくれています。
Tech Destination Pakistanさんの投稿
パキスタンの民間企業訪問ものべ50社以上実施しました。
Vaival Technologiesさんの投稿

Q2学生たちが大学で過ごす期間中に、どのようなスキルや特性を身につけ、成長して欲しいと思いますか?
A2身近な生活の中や、現時点の世界の困りごとを、問題としてとらえ、課題に落とし込み、その解決手段を考えることのできるスキルを身に着けてほしいと考えています。
Q3学生の卒業後の進路(就職先)と活躍分野をどのように想定されていますか?
A3AIが普及する時代には、実際に体を動かすことの必要な仕事の重要性が高まると考えます。本学の学生には、そうした幅広い実践力をつけて、自分の希望する仕事が実現できる分野に進んでほしいと考えます。
Q4教授自身の座右の銘(または好きな有名人)ありましたら教えて下さい。
A4生まれ故郷の西郷隆盛の「敬天愛人」が心の底の部分にあります。
また、小学生時代の剣道場の道場訓で、「剣は心なり。心正しからざれば、剣また正しからず。剣を学ぶものまず心をみがけ」と教わり、体にしみこんでいます。後から知ったのですが、幕末の剣豪 島田虎之助の言葉だそうです。

ラジオ出演情報

  • 第14回「IoTと異文化コミュニケーションについて」
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オープンキャンパス

2024年5月25日(土)1回目
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