髙橋 久教授 学部長
本工学部は、電気自動車、自動運転の開発者、設計者として世界の第一線で活躍する卒業生を育てることを目的にしております。このため、社会人として生活し、職業的自立を図るための能力を養うことから始めます。
その上で、ものづくりの基礎を身につけ、さらに専門的知識を学びます。知識を生きたものにするため講義で学んだことを実習科目で確認します。そして、この知識を社会で役立つものにするために、企業で行う臨地実務実習を行います。これらの学びをもとに大きな創造力を持つため、1年生から研究室に入り4年間をかけて卒業研究を完成させます。
本学は課外活動を通した人材育成にも力を入れています。全日本学生フォーミュラ大会などへの参加を通じて、より実践的な能力の養成ができます。
基礎から最先端までの知識を幅広く修得し、世界をリードする電気自動車システムの研究に携わりませんか。本学への入学を心よりお待ちしております。
分野 | 理工系・工学分野・電気電子工学、機械工学分科(知的電子制御システム) |
---|---|
キーワード |
|
研究概要 | 研究室では、制御用IC、医療機器、福祉機器、産業用・農業用ロボット、サービスロボット、パーソナルモビリティから自動車の制御、電気自動車用センサの開発など、幅広い分野で制御に関する研究を企業と共に実施している。研究は主にモーター制御を中心として、センサが取り付けられない環境で使用したり、故障率低下や信頼性を向上するためのセンサレス制御技術、稼働時間や航続距離を延ばす高効率駆動制御技術の研究開発などを行っている。特に製品コストの削減、小型軽量化、故障率の低減、高信頼性に重点を置いた実用的な研究を実施している。製品の開発は、機構部を含む制御システム全体をモデル化し、考案した制御アルゴリズムや推定手法の検証、制御システムの分析能や制御周期の検証など、システムが正しく動作するかをMATLAB/Simulinkをはじめとするシミュレータを用いて検証を行う。また開発した機器の特性や挙動、耐久性などは、HILS等の手法を用いて動特性や信頼性の検証を行っている。また過負荷試験、回路故障時やセンサ不良時の挙動なども実機で実施する前にシミュレーションを用いて検証する。すべての検証が終了した後、製品のためのシステム設計を実施し、製品化を行っている。 |
嶋 正利 (しま まさとし)さんの著書
「マイクロコンピュータの誕生:わが青春の4004」 は読む度にわくわくし何度も読み返しました。